バイク中毒な日々『MotoJunkieのブログ』

単車工房モトジャンキーの日々の作業状況や進行具合、イベント情報や活動報告を紹介しています

昨日のモトジャンキーメンテナンス進行状況は

昨日は土曜日に続き、日中の市街地は暖かく、ブラっとバイクを乗るには気持ちの良さそうなお天気で、お店の前を通るバイクが沢山見受けられました。
しかし、山の中はまだまだ寒い様で、ミルクロードは寒くて手が凍りそうだとトイレ休憩で帰り道に立ち寄る常連さんもいらっしゃいました。(^。^)
そんな中午前中はCB1300SBのお客様がNAG製の内圧コントロールバルブの取付に御来店されました。

当店でも「コストパフォーマンス優れる安価なチューニングパーツ」と絶賛で多数のお客様に装着いただいているパーツですが、試乗させていただき良い感触と感じましたが、オーナー様もそのまま走りに行かれたみたいですが、体感いただけたでしょうか?
またの御来店お待ちしております。御来店ありがとうございました。



その後の作業は、しばらく前にお預かりしていますCBRのメンテナンスです。
(ここからはオーナー様向けの内容でただブログを読むと意味が解りにくいと思います)
サーキットメインで使用されていて転倒も多々有り、走行には違和感無く乗られているようですが、転倒された後からエンジンの積み方に違和感が出て、チェーンラインにも影響を感じてスプロケットのオフセットを変えて乗っていたそうです。ボルトも無理に入れないとエンジン搭載出来なかったそうです。

今回はそのエンジンの積み方を再確認してチェーンラインを確認する作業です。
エンジンを脱着出来る状態にし、一旦ボルト類を緩めて見ると、エンジン本体が捻れて搭載されていて、マウント用のボルトがどれもこれも抜けない状況でしたが、フレームの固定部分の左下を基準に搭載位置を合わせて積んだ所、ピボット側のボルトは上下共にボルトも楽に抜き差し出来る状況で無理なく固定出来ました。

残念ながらエンジンの前側を釣るフレームは転倒のダメージで左側は内に押され、右側は外へ変形しているのでそれに合わせて隙間調整のカラーを加工制作。変形している量は1.4mmでした。真ん中がSTDのエンジンカラー左がフレーム左側用に加工、右が右側に合わせて作成したカラー

結果としては積み直すことでチェーンラインも入庫時より適正な位置になり、スプロケットも通常通りに組み付けできました。
エンジンも無理なく、チェーンやスプロケの負担も無くなり好調になると思われますが詳細は店頭にて^^;

ステムベアリングも交換完了。あとはブローバイホースの入荷待ちです。もうしばらくお待ちください。