バイク中毒な日々『MotoJunkieのブログ』

単車工房モトジャンキーの日々の作業状況や進行具合、イベント情報や活動報告を紹介しています

パーツチョイス

 以前からカスタムパーツチョイスに悩むことがあります。それはクラッチマスターのサイズと車両との相性です。

「軽快な軽さ」や「繋がるタイミング」にレーバーの「握り心地」や「見た目の変化」を求めて交換する高価パーツの一つです。

大概の方は、ブレーキマスターを先に交換する方の方が多い為、クラッチを交換する際は見た目を考慮して同じタイプのマスターを使用する事がセオリーの様になっていますが、車種によっては全てのパフォーマンスを満足させる事ができな場合があります。

色々なメーカーさんがあり、その中には、サイズに関しては、ちょうど痒いところに手の届く様な絶妙なサイズがあったり、細かい調整が出来て、レバー比等色々使用変更出来たり、各メーカーの仕様の進化はありがたいのですが、毎度「油冷エンジン」のクラッチマスターは装着のブレーキマスターの種類で悩まされますね。

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今回は操作性重視と左右の見た目のパフォーマンスで、軽快さはノーマルよりって所で満足いただきました。細かいパーツでは同じ形状でタンクの高さを合わせてのチタンパイプのステーをワンオフして、取り付け形状が違っても違和感無い様に仕上げました。左右揃うって細かいことですがカッコいいですね(^^)

今回は同時作業でカウルステーの修正作業

熊本地震の名残りで、右側に転倒してステーが歪みそのままになっていた為均等になる様に確認して修正作業。

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車両を水平にセットし、レーザーでの確認作業。ステーのセンターの調整を済ませて、左右の距離を確認し、右左の幅と捩れを修正。

カウルは違和感なくきっちり装着完了。

薄い社外スクリーンの歪みは普段サイドスタンドで置いている状態の為、癖がついていて修正不可でしたが、走行中のカウルの歪みは気にならない様にしっかり直りました。

希少なバイクになってきているので大事に長く乗って欲しいですね!

 

こちらはゼファー750

リヤキャリパーの交換作業ついでにフロントのキャリパーサポートの色替え作業。

今回のこだわりポイントは、通常下側装着が多い社外キャリパーサポートですが、下側ではなく、ノーマルと同じ上側に幻のブラックタイプのブレンボ を装着が希望。

ホイールカラーの加工等施し、希望通りのパーツ取付完了致しました。

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ノーマルのスイングアームに違和感無く同系色のシルバーアルマイト仕上げのサポートを装着して際立つブレンボ キャリパー。
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フロントはフォークの黒に合わせシルバーだったサポートをブラックに変更し、キャリパーとフォークの一体感を出しました。ついでに取付ボルトもテーパー加工でプチ軽量化&見た目UP

次はチタンボルト化ですかね(笑)

ちょいしたパーツのチョイスの違いで装着満足度は結構な差になります。これからこだわりの有るオーナーさんに合わせた提案色々させていただきます♪