バイク中毒な日々『MotoJunkieのブログ』

単車工房モトジャンキーの日々の作業状況や進行具合、イベント情報や活動報告を紹介しています

ホイール交換

mj20042008-12-12

寒くなったり暖かくなったり雨が降ったり微妙な天気続きで嫌な感じですが、この季節に負けずバイク乗ってますか?

最近は雑誌等でもマニアックな内容が沢山乗っていますがホイール交換時の注意点について少々語ります。
スーパースポーツを除いては人気車種の中にはまだま17インチのホイールが標準装備で着いていない車種が沢山あり、どうしても主流のタイヤを履くために17インチに交換する事が多く、最近はアルミ鍛造ホイール等マグネシウムホイールに比べ安価に購入しやすくなり交換するユーザーも増えているようです。

しかし簡単に交換出来るがゆえ、ポン付けで交換し、本来の性能を発揮されずにデメリットを感じているオーナーも多いようです。

例えば、フロント19インチリヤ18インチの車両に前後17インチのホイールを装着した場合、タイヤの選択により誤差はありますがほとんどの車両は前下がりの車体姿勢になります。よってホイール外径の小径化の影響、トレール料の減少などでハンドリングに切れ込みが発生し、リヤスプロケットも取り付けされている丁数のままでは加速気味のファイナルになってしまい走る感覚が相当変化することになります。こんな状態では街乗りでは軽快な感じに受け取れますが、峠やサーキットを走ってみると結構乗りにくい事になってる車両も見受けられます。
更には足廻りの調整が悪いと思いセッティングで訳がわからなくなるライダーも多いようです。

このような場合、車体姿勢の変化量、タイヤの外径の変化による速度誤差を調整するファイナルレシオの選択が最低限必要になり、この様な内容調整を行った上で本来の交換されたホイールの良さが発揮出来ると思います。
そこに車体姿勢の構成を行った上での足廻り調整はとても有効な走行感を与えてくれるはずです。
この様な疑問を持ったライダーの方は足廻りに詳しいショップへ相談してみてはと思います。