バイク中毒な日々『MotoJunkieのブログ』

単車工房モトジャンキーの日々の作業状況や進行具合、イベント情報や活動報告を紹介しています

モトジャンキーメンテナンス進行状況

昨日のモトジャンキーのメンテナンスは、引き続きZ1000Mk2の整備の続きからです。
リターンバイカーのオーナー様が他店より購入されて間もない事もあり、また憧れのバイクではあったのですが、まだまだマニア度が足りないのか?(笑)ハンドルにライトスイッチが着いているのに、消えるのはヘッドライトの球だけで、メーターやテールの球の灯りが消えないことに疑問を持たれていた様で、購入店に確認するとライトしか消えないと言われたそうです。
スイッチが着いているのに消えないのは納得いかないオーナーさんにそんなことあるんですかと訊ねられました。当店はZマニアでは無いので詳細は解りませんが、調べてみると、このMK2はメーターはマイル仕様って事は、US仕様!その為本来はライトスイッチは無く、オンオフが出来ない仕様であることが判明しました。

しかし、今回タンクを外した際にメインハーネスを確認すると、恐らくPMC製のハーネスで、EC(ヨーロッパ仕様)もUS(アメリカ仕様)も共通?、ハンドルスイッチにはライト用のオンオフ&ポジションの切り替えがあり、配線も使える状態で、カプラーの配線の取り回しや組換えでオンオフ仕様に加工出来そうなことが判明したので、他車種の配線図とにらめっこしながら配線を作り直して出来上がりました。

写真ではわかりませんね(≧∇≦)
使えなかったパッシングもきちんと作動し、メーターとテールはポジション・ライトオンの状態でしか点灯しない様に出来上がりました。結構な時間が掛かりましたが、これでせっかく着いているスイッチは問題なく使えます!元々販売されたショップさんはUS仕様の標準状態にこだわりを持たれていたのかもしれませんね!


錆び処理も綺麗に出来上がりました。

タンクの天井側には若干薄っすらと残っていますが、使用上今までの状態よりは全く問題ないと考えても大丈夫です。試乗を済ませると、入荷パーツに関しての作業は一旦終了ですが試乗待ちになります。


前日失敗したウインカーステーの加工も無事に完成です。

左側のウインカーはステーが短めのリヤ用ウインカーで長めのステーがフロント用の長いステー。
短いステーが今回加工したショートステーで、取り付けると右側のウインカーの状態になります。
これでフロントのウインカーも取り付けた状態が虫の触角の様にニョッキと出ないでスッキリしますね。 ちょっとしたことですがこのこだわりは大事ですね!

今日寒そうですが作業頑張ります!( ̄^ ̄)ゞ