バイク中毒な日々『MotoJunkieのブログ』

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NAG製ブローオフバルブ&内圧コントロールバルブ

mj20042009-03-14

画像のみのアップで内容の更新遅れました。
画像の左がブローオフバルブで右がワンウェイバルブです。真ん中にあるソケットは12mmサイズのソケットです。こんな小さなパーツですがつけてびっくりな素敵なパーツです。以前から雑誌等でも取り上げられる事もあり気になってはいたのですが、私自身も構造を理解することに時間がかかり、やっとお客様にも多少の説明がつくようになりましたので、今回早速ハヤブサのM氏の車両や今年から活躍する予定のゼファー1100に装着しテストしてみました。
内圧コントロールバルブは、ピストンが上下する時のクランクケースの圧力をマイナス圧力にするワンウェイバルブで、取り付けて判りやすいのが、エンジンブレーキの時で、感じがマイルドになります。このマイルドなエンブレを使う事で、コーナーリングを進入を安定させることができます。例えば、コーナーで使うギアは、2・3速が多いと思いますが、3速では走りすぎるが、2速ではエンブレがきつく、リヤがロックしたり、アクセルの開閉がシビアになったりがありますが、内圧コントロールバルブの装着で、コーナーへの進入が2速でもマイルドに進入しやすく、アクセル操作もギクシャクもしないので、コーナーリングアクションが安定して乗りやすくなります。又エンブレが効かないことでアクセルオフでの突っ込みも鋭く行けて、ブレーキングに集中できるようです。

ブローオフバルブの方は、ラムえあインテークの付いた車種用で、これを取り付ける事で、インジェクション車両に良くあるスロットル空け始めのドンと来るツキが和らぎ、過敏な空け始め感を操作しやすくしてくれます。このドンツキはラムエア圧力がアクセルを閉じても掛かり続けエアクリーナーボックスに残圧として残り、(シャットダウンする機能も付いている車種もありますが)アクセルを空ける事でその溜まった圧力が流れ込むことで起きるようで、無駄に残る圧力をブローオフバルブで抜くことでドンツキが緩和されるようです。

気になる方は取付けてみてはいかがでしょう?

ちなみにもっと詳しいこととはこちらのホームをご覧下さい。
http://www.ms-quarter.com/nag.html
もちろん取付けは当店でもOKです。