バイク中毒な日々『MotoJunkieのブログ』

単車工房モトジャンキーの日々の作業状況や進行具合、イベント情報や活動報告を紹介しています

花見の季節

様々な学校では卒業式もあり、各地で桜の開花宣言が始まっていますね〜
花見は毎年、お客様の仲間内で集まる花見に恒例で参加させていただいていますが、いつも花見と言うよりは銘酒会のような状況で…ほとんど花を見ていない様な…
まだ満開まで時間が掛かりそうですが、天気が良い日が続いてくれればいいですね。



本題のメンテナンスですが、ついにシーズン到来で、土日はバイク三昧でロングツーリングに出かけられた方や近場で阿蘇の山々を走り回った方様々のようですが、お店にメンテナンスやツーリングの下準備でETCを取り付けたり、最近はナビ代わりにスマホを使用する為、USBの電源を着けたりと、来店される方も多数いらっしゃいました。
そこでタイヤ交換もあり、お客様と工賃の話なども出て、やっすい工賃からそれなりの工賃まで、同じタイヤ交換なのに何故そこまで違うの?!って話もあったんでちょいとお話しました。
参考までに先日タイヤ交換にいらっしゃいました車両の写真を使って軽く説明致します。↓

今更ですが、当店はご存知の方も多いかとは思いますが、カスタム・メンテナンスがメインのショップのため下記の内容に注意しながら交換しています。
単にタイヤ交換するだけでしたら、大型でも早いやつは15分〜20分程で交換やバランス取りなど出来ます。ですが、ホイール脱着の際にベアリングのチェックやアクスルシャフトの曲がりのチェック(写真左下の二枚)は普通の事ですが、ホイール本体の重量単体でのバランス(写真右下)を確認した上で、タイヤを組み付けてバランスを取ります。タイヤにはメーカーにより、タイヤの重量を示すマーキングが点いています。一般的にはバルブの辺りが重いとされていますが、純正の重いホイールはやはり製品誤差があって必ずバルブの位置が重いとは限りません。実際にこのホイールの場合はそのまま組むと40gのウエイトを貼って調整するのですが、ホイールとタイヤのバランスを考慮して組むと15gのウエイト調整で済むこともあります。(※タイヤの種類やホイールによっても違うにで必ず効果的に減る場合ばかりではありません。)
組み付けに関してはきちんとした適性の力でネジ締めは当たり前のことですが、ブレーキの引きづりのチェックやローターの磨耗具合やホイールがしっかり中心に組み付けられているかやチェーンの張り具合や張り具合が適性か?調整が左右均等に負荷が掛かっているかなど注意しながら組み付けしています。
こんな感じで作業すると1時間位は掛かってしまう状況を作業しながらお客様とお話すると安心して作業依頼出来るし、金額も様々な事をご理解いただけました。ダラダラと作業して遅くて高いと文句を言われても仕方無いのですが、こんな感じで時間を掛けてやっているタイヤ交換とわかっていただけると幸いです。


沢山パーツも入り、車両も入れ代わり入庫しております。

毎度ありがとうございます。効果の高いメンテナンス頑張ります(^ー^)ノ