故障探究と車体姿勢

以前からクラッチの違和感が出始めていたK1200S

いよいよクラッチも滑りも出ててきた様で急遽確認作業しました。

摩耗も進んでましたが異音の原因発見

フリクションプレート割れてる

長年クラッチ交換してますが割れてるのは初めて見ました。K1200Sだけかは知りませんが、部品は丸ごと交換今度のツーリングまでの作業完了難しいかもですが出来るだけやってみます！

続けてXSRのハンドル交換とローダウンの作業

セパハンでしたが、距離走るとポジションが辛い為今回は少し楽なノーマルに近いバーハンへ変更しました。また足着性考慮でローダウンリンクを組み込み、それに伴い車体姿勢の調整で突き出し変更とライト調整

オッサン2人でライトの高さ調整です。光軸調整は2人でやった方が早いですね！

姿勢の変更に合わせてキチンとした詰めの作業

当たり前ですがこれ大事です。

最後に試乗してハンドリングのチェックまで済ませて無事完成　ローダウンしましたがいい感じのハンドリングです。

これで完成と思いきやサイドスタンド加工がありました💦

ショート加工で元の角度13度に合わせて完成です。

オーナーさんも早速満足の連絡いただきました。

いつもありがとうございます。またよろしくお願いします！

特殊工具製作メンテ

本日は今年のレース参戦車のメンテの日

ずーっと交換してないフォークオイルの交換とプラグ交換がメインの作業でスタート

でも出鼻を挫く出来事発生！フォークのトップキャップが49mmのキャップ　

50mmの12角のボックスソケットでも合わず特殊工具作製からスタート！

さっと図面書いて不要な工具加工しました。でも更に問題発生！確認不足と老眼が祟って6角ではなく8角形でした💦

なんとか8角形に作り直して無事分解出来ました。

今度は国産ならスプリングを押さえるカラーが居るんですが、いきなりバネ（笑）

技を駆使して作業完了しました。

丸い穴→6角→無理矢理8角形　不細工な工具ですが、まだまだ使える車両も何台も居るので大切に保管します！

旧車4気筒に慣れると色んなパーツ外さないとプラグに辿り着けない現代のバイク　工賃それなりに沢山掛かりますがそれには理由があります。ご理解お願い致します。　出来ない方は頑張ってやってみると工具と経験の大切さを感じてもらえると思います。

あっという間の1日作業でした♪

充電系修理に高級中古車入荷

車検で入庫しましたSC57のCBR1000RR

今まで多数のCBRメンテナンスしてますが、充電不良のCBR多々あり修理してきました。大概ジェネレーターが焼けてて短絡して発電してますが電気回ってきません！まあまあな確率で故障してる気がしますが…部品手配して車検に望みます。

Z900RS等新車より高く売られてる中古車も多々有りましたが、最近少し落ち着いて妥当な金額に個慣れてきた気がしますが、絶版車ならまだわかりますが、カスタムがっつりされた訳でも無いのに結構いい値段する車両が入荷しました。

「WR250」 結構高級な値段します！リッターバイクの新車も買えるくらいのお値段。売ってるこちらもびっくり価格‼️

程度も良好なので御勘弁願いたい250cc

先日オイルのエキスパンダーリングが折れてたXJR

カムキャップのかじりが気になって調べました。

カムの曲がりやカムキャップのクリアランスも確認しましたが、エキゾースト側回転が重い…

スペアのヘッドと交換確定です。

頑張ってスペアエンジンバラしますのでオーナー様ご準備お願い致します😭

欠品販売終了多数

車検で入庫してました油冷刀

オイル漏れがすこーしだけ有るらしく、各所点検したらオイルクーラーのベントチューブからほのかな漏れが！

まじ締めしたらプチって音がなり漏れが悪化…

結果ちょっとの親切がトドメを刺す形に！

部品手配すると在庫限りで販売終了のお知らせ。

ある意味今壊れて良かったような悪かった様な複雑な気分ですが無事交換完了。

近年入荷状況も悪くそのまま販売終了になったりも多いオイルクーラー関係の部品。

安心安全で欠品しない安定の部品供給　厳しい世の中になってきてます。

別件　突然のカムキャップのサイドにあるヘッドカバーのねじ山修理。

ホンダ車はM7(7mm)のネジの使用も多いヘッドカバーボルトですが、このCBXのボルトは直ぐに対応出来るM6(6mm)なので無事にヘリサートを組み込めました。

今日は事務仕事に調べ物で追われる1日でしたが、合間の出来事でした。

また明日作業頑張りまーす！

メンテナンス 相変わらず混雑してます

久々の更新です。

色々文章考えて描くブログも良いと思いますが、細かく、理解しやすい様に書くには時間が掛かる物で、書かなくなるのは本末転倒。

って事で簡単に書くことにしました。

コロナの兼ね合いでバイクブームな流れも有りましたが、当店はメンテナンスショップなのでその様な恩恵を受ける事は無く、万年整備漬けでお時間頂いて作業させて頂いてます。

常にカスタムやエンジンオーバーホールの作業は入庫待ちで時間を頂きながら、車検等期日の決まってる作業を進めながら、シーズンが始まるとレースメンテナンスが増えてきます。

そんな中今日の作業はエンジン、エンジンの連発で一台は今年鉄馬参戦してますXJR

昨年走行中に煙が出る事が確認されて今回は原因究明　なんか1番が怪しい　ヘッドを分解して確認するが怪しい所なし　でもヘッドはオイルで湿ってる…

シリンダー抜いてリングの確認

リングチェック　以前組んだ時のデータと比べながら合口確認　問題無し　オイルリングを確認　問題無さげでエキスパンダーリングを確認するとプチ老眼には辛いが破損箇所発見　これでオイルリングのテンションが下がったと思われます…

部品在庫有れば良いですが、予定より少々お時間頂きまーす。

ミッション交換のZRX1100

これも並行で分解されてまーす

なかなかパッとはいきませんが作業お待ちの多数のお客様　気長にお待ちくださいね！

MOTO-R&MOTO-R SP展示販売会のご案内

　2022年が始まり、初のブログ更新になります。早いもので、すでに3月になりましたが、昨年からInstagramを使用するし情報発信する事が多く、ブログは活動していませんでしたが、イベントのご案内もあり、久々に更新させていただきます。

　3月に入ると全国各地で、バイクの選手権やイベントレースも開幕していますが、九州でもいよいよ3月13日(日)より大津町のHSR九州にて、「九州ロード選手権R1」と「ドリームカップフェスティバルR1」が開幕致します。

開幕戦の為、全体の参加台数も少なめではありますが、当店からも3名エントリーされていますので、応援お手伝いよろしくお願いします。

　本題ですが、毎回やらせて頂いてます「モトジャンキー体験走行会」をお昼休みにやらせていただいてますが、同時に、当店でも正規販売させていただいてますオートバイ乗りの為に設計された時計「MOTO-R」と新商品の「MOTO-R SP」の展示・販売会を開催致します。　新商品のMOTO-R SPはバイク乗りがバイクをメンテナンスやカスタムする様に、自分好みにパーツを購入して自分専用にカスタムを楽しめ仕組みになっていて、後々使用変更も出来る他にない楽しみのある腕時計です。

ご興味のある方は入場も無料なので、ツーリングついでに遊びにお立ち寄りください。

当日は10時〜15時頃にHSR九州のロードコースのパドックのKENTEXテントもしくはMotojunkieの赤テントまでご来場ください。

こんな感じで自分でバラバラにする事も可能で、難しいと思われる方は当店でも対応可能です！

パーツ構成で500億通りのカスタムを楽しむ事ができます！

気になる方はこちらのサイトもご覧ください↓

www.kentex-moto-r.com

初めのブログから宣伝で申し訳ありません！

更新がないなって思われたらInstagramも拝見ください。

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最近のカスタム

　最近色々と忙しく、またまた更新サボり、ネタも色々と貯まってますが、珍しく中型のカスタムについてです。

　九州のロードレースなどでは今ひとつ盛り上がりが定着せず、なんだか難しいなって思える250ccのレプリカタイプ。でも世の中は若いバイク女子から大人の男性まで、結構な方々が250ccクラスのバイクに乗り、見かける事も増えている中型クラス。大型が圧倒的に多い当店でも、多少のオーナーさんがいらっしゃいます。その中にはZX-250Rに乗られてる方やセカンドバイクでオフ・モタード系に乗られる方もいらっしゃいます。

そんな中、長らくお待ちいただきましたCRF250Lのオーナーさん　やっとカスタム完成で納車致しました。

近年業界の人手不足やら生産と開発と供給のバランスが悪い様で、新型車両のアフターパーツの発売もずれ込んでいる様で、待てども入荷が遅れている様です。

そんな中どうしても人と違い早く自分の望む形にしたいご要望から、以前の乗られていた車両からのパーツスワップやフェンダーレスキットの作成を行いました。

もともとCRF250ラリーに乗ったいたオーナーさんのパーツを駆使してエキパイの加工を施しヨシムラ製フルエキを装着。カーボンフォークガードも長さを変更して取付。

ハンドルは新型CRF250L用でブレーキレバーや軽くなるクラッチレバーを装着、ハンドルガードも移植しました。

細やかなビレットパーツもちょっとした加工で取付可能でした。

テールランプ等の使用が以前とは異なる為、フェンダーレスはモトジャンキーオリジナルのワンオフ、オフ系には多い排ガスがちょうどナンバーに当たりやすいのですが、上手く位置が出せました！

リヤキャリアもステーの取付位置を作り直し、再塗装で既製品の様に取付しました。

ナンバーの角度もジェントルな仕様での新規制にも適合する角度で仕上がってます。

そろそろ既製品も出回りそうですが、既製品の不満点を解消しての作成なので、オーナー様にも満足いただけた様です。

車両は様々ですが、お客様の希望の形に出来る様に引き続きじゃんじゃん作業進めてまーす！