バイク中毒な日々『MotoJunkieのブログ』

単車工房モトジャンキーの日々の作業状況や進行具合、イベント情報や活動報告を紹介しています

モトジャンキーの作業進行状況

昨日のモトジャンキーの作業はまずは苦手なデスクワークの事務処理から始まり(~_~;)、刀のアルマイトに出荷するパーツを、送る前に細かい取付け調整や寸法の手直しを済ませてアルマイト業者へ。
こちらはメーターギヤです。右がノーマルの他の車種用で、左が刀用に加工されたギヤボックス↑
ブレーキディスクの固定用のボルトが干渉する為ギヤボックス本体の外形を旋盤で加工。中身のホイールへ引っかかる金具も刀用に合わせ作り直してます!どこが違うか判りますか?
その他に細かい手直しをちょこちょこやっていると結構な時間が掛ります。


夕方からは本日のメインの作業で、トルクロッドの取付け位置加工です。

ボルトオンの状態はこの様な感じですが、昨日のブログでもお伝えした様にマフラーのテールパイプと重なり合う事で所定の位置に取付け不可です。どうしても着けたい場合はテールパイプの取り回しを変更する必要があります。でもこのテールパイプはワンオフで作っていただいた物だし…^^;個人的にリヤブレーキのロッドをフレームマウントすること自体が時代に逆行している様で…ってことでスイングアームマウントのトルクロッド取付け方法へ変更することにしました!

刀のスイングアームの裏側は普通の形とはちょっと違い溝があります。
その為、トルクロッドの取付けマウントを直接溶接は難しく、ベースを溶接してその上にトルクロッド用のマウントを溶接します。
まずはスイングアームの溝に合わせた幅の土台を切り出し、ロッド取付け用のマウントも作製。位置決めをしてスイングアームを外して溶接します。

再度スイングアームを組み付けてトルクロッドの長さを採寸して仮組、もう少し前出ないと微妙に…
長さを調整しながら、最後にネジ山を作り直します。

この様な感じで完成です。いかがでしょうか?↑
ロッドやキャリパーの固定用のボルトもオーナー様のご意向でテーパー形状へ加工してあります。ちなみにスイングアーム脱着時にピボット取り付け部のベアリングも洗浄してグリスアップしてあります( ̄^ ̄)ゞ
ちなみに元々のブレーキホースの長さでは少々長すぎるので交換した方がスッキリしそうなんですが、どうしましょう!?(^_^;)


本日の入庫車両

K氏の油冷刀です。 バックステップの加工取付けです。